アイソスタシーのブログ

初めまして。趣味で作詞・作曲をしており、アイソスタシーという名で重音テトオリジナル曲を投稿しております。よろしくお願いしますm(_ _)m

【初心者の曲作り成長日記】[第3.5回]  音楽理論を使わない作曲法

第3回→[第3回] 初めての作詞・作曲への第一歩

第3.5回です。第3回の途中で、せっかく作曲したいと思ったけど、作曲の喜びを知る前に音楽理論を学ぶ段階で躓いて諦めてしまうのは勿体ない!、と書きました。なのでここでは音楽理論を使わなくても作曲が出来るという事を書いていきたいと思います。 そもそも僕も結局の所、メロディー創りの段階では音楽理論は殆ど使っていません。なのでタイトルは作曲法でも良いくらいですね(^_^)v

※追記(2020/1/18):より詳しい内容を書き始めました→[第10回] メロディーを創ろう!(1)ボイスレコーダー作曲法~メロ先(自己流)

 

【作曲は理論よりも直感・閃き】

 実は音楽理論は作曲ではなく主に編曲(曲のミックスとかアレンジの部分)に重要なんですね(編曲は勉強始めたばかりです;)。編曲を音楽理論無しで行うとそれこそせっかく創った曲が台無しになりかねないです。一方で作曲に必要なのは、理論よりも良いメロディーが浮かぶという閃き・直感・センスが占める割合の方が大きい、と個人的には思っています。どんなに音楽理論を学んでも、良いメロディーが浮かばなければ良い曲は創れませんからね。良いメロディーがひらめいた!という人は、作曲の才能があるかもしれません♪

 作曲に音楽理論が必要になるのは、出来たメロディーにコードを付けて行く時やハモりを付ける時です。逆に言えばアカペラの曲を創る分には理論は殆ど使わなくて出来ます。まさに閃きの勝負です!また、作曲法の一つとして、ギターやピアノ等を弾きながらコード進行からメロディーを創るという作曲法(コード先作曲法)があり、これにはコードの知識が必要です。ただ、僕はこの方法ではあまり良いメロディーが浮かびませんorz  プロの作曲家の間でも様々な作曲法があるくらい、作曲にはこれが正解という方法は無いと言えると思います。自分が一番良い曲を創れる作曲方法を手探りで探していくのも面白いと思います♪

 

【メロ先作曲法】

 実際に僕が普段どうやって作曲しているかというと、適当にリズムを取りながら鼻歌を歌ったり、ラララ~♪とかAhAhAh~♪とかYeah!Yeah!Yeah~!とか適当な言葉とかで歌ったり叫んだり(笑)して、良さげがメロディーだったら録音しておきます。あるいは、キーボードをじゃらじゃら弾きながら良さげメロディーが浮かんだら録音しておきます。こうしている中で100回に1回くらいは良いメロディーが浮かんで、それが曲になって行きます。浮かぶときはすぐ浮かぶし、浮かばない時は全然浮かびません。何かインスピレーションになる出来事があったりすると浮かんだりしますね。他のボカロPの方達の曲の投稿頻度の速さには驚きました;どうやら僕はメロディー思い浮かぶ才能はあまり無いみたいですorz なので、沢山メロディーを思い浮かべて、良さげな物を録音して、その中の上位1%とかを凝縮して良い曲を創る、、まさに量を質に変える戦法ですね(笑)

 このようにメロディーを先に創る作曲法はメロ先とか呼ばれたりしているそうです。人の脳内にはそれまで聴いた様々な曲のメロディーの記憶が詰まっています。そして普段音楽を聴いている人なら、曲は大体どんな感じなのか、何となく分かっていると思います。例えば、イントロがあって、Aメロから歌が始まり、Bメロがあって、サビで盛り上がって、、みたいな大まかな流れです。もちろん色んなパターンの曲があるのでこれにこだわる必要も無いです。なので、適当なリズムで鼻歌を歌ってみたり、適当な歌詞でフィーリングで歌ってみたりして、メロディーを作っていけば、それが作曲になります! なので曲を創りたいと思ったら、とりあえず勢いで一曲創っちゃいましょう!そして出来たのなら、それに歌詞を付けてみると、さらに人生初の曲を作った!という達成感が得られると思います。

 一曲分メロディーを思い浮かぶのは大変そう、と思うかもしれませんが、実は世にある多くの曲は割と少ないパーツの繰り返しで出来ています。単純に1番と2番の繰り返しだけじゃなくて、Aメロの間でも2~4回似たようなフレーズを繰り返し、サビでも2~4回似たようなフレーズを繰り返す曲が多いと思います。これはもちろん手抜きではなくて、同じフレーズ(メロディー)を繰り返した方が聴いてて心地良いからです。ただ、一曲を通して全部同じメロディーの繰り返しだと単調すぎるので、Aメロの後にBメロでちょっと変化球を付けてみて、サビで盛り上がり所を作る、ってのが王道になっています。どうしても一曲出来ないという場合は、この辺りも意識してみると上手くいくかもしれません。 

 

【歌詞先作曲法】

 逆に、歌詞を先に創ってそれにメロディーを付ける、という歌詞先作曲法もそこそこ用いられている方法です。これはメロ先の際に使用した意味の無い歌詞を、意味のある歌詞に変えた場合とも言えますね。意味の無い歌詞からメロディーを浮かべるのは難しいという時は、仮でもいいので歌詞を先に書いてそれにメロディー・リズムを付けて歌ってみると良いのが思い浮かぶかもしれません♪  僕もこれで一曲創った事があり、かなり気に入っている一曲です。

 歌詞先作曲法にはある程度メロディーを付けやすいように歌詞を整える必要があります。極端な例を取ると、このブログの文章にメロディーを付けようと思ったとして、どこで区切ったらいいのか?どこからどこまでがAメロか?文字数も違うし、、、と色んな問題があってとても曲には出来ないです;そこで普段聴くプロの曲の歌詞を見てみると、フレーズ事に区切ってあって、文字数(正確には発音数)も大体揃っているという事が一目で分かると思います。その構成を参考にして歌詞を書いていけば、メロディーは各段に付けやすくなります!慣れてきたら韻を踏んだりするのも楽しいですよ♪

 

【リズム感】

 メロ先でも歌詞先でも、メロディーの閃きの他にリズム感もあると良いかなと思います。曲には拍子という概念があり、世の曲の中で最も多いのは4拍子です。4拍子とは、ズン・チャッ・チャッ・チャッ・ズン・チャッ・チャッ・チャッというリズムです♪  擬音は別に何でもよく、大事なのは4回に1回強くなるリズム感です。ズン・チャッ・チャッ・チャッ1回分を1小節と言い、この繰り返しとテンポは多くの曲で最初から最後まで一定です。

 曲を聴きながら無意識に首を上下してリズムを取ったり、足先でリズムを取ったりする事があると思います。そのリズム感があれば良い感じのメロディーは各段に思い付きやすくなります。良いメロディーとは単に音の上下だけでなく音の長さ・リズム・始まりの位置等のリズム付けが鍵を握ると思います。先ほど繰り返しが心地良いと感じると書いた通り、このリズム付けも基本的に繰り返しが心地良いと感じると思います。自分のお気に入りのリズムで、例えば~~ラララ~ラタタッタ~~タ~~ラララ~ラタタッタ~~~♪みたいな感じでメロディーを思い描いて行くと、良い曲が出来上がるかもしれません♪

 

第4回→[第4回] オクターブと十二平均律

初心者の曲作り成長日記一覧→ 【初心者の曲作り成長日記】目次

 

[Twitter]  アイソスタシー (@isostasy_utau) | Twitter

[ニコニコ動画]  アイソスタシー マイリスト - ニコニコ動画

[YouTube]  アイソスタシー - YouTube